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【就活】キャリアプランなんて必要ない【転職】
面接で必ずと言っていいほど聞かれる「5年後・10年後、あなたは何をしていますか?」という質問。この漠然とした問いにどう答えればいいか分からず悩む就活生に向けて、Utsuさんはキャリアプランという発想そのものへの疑問と、それでも面接では通用する答え方の作り方を語る。
キャリアプランは本来「存在しない」
Utsuさんは、5年後・10年後という単位で状況はどんどん変わる以上、固定的なキャリアプランというもの自体が存在しないと指摘する。会社に一生添い遂げる時代でもない中で「当社での5年後・10年後」を問われても、本音では「分からない」というのが率直なところだと語る。ただし、面接官の価値観は変わらないため、その価値観に合わせた回答を用意しておく必要があるとも述べる。
軸になるのは「人生の目的」という概念
Utsuさんが重視するのは、キャリアプランではなく「人生の目的」という、到達点のない概念だと語る。測定も到達もできないからこそ、それに向かい続けることが尽きないモチベーションの源泉になるという考えだ。実際にUtsuさん自身は「日本を一流の国であり続けさせる」という方向性を掲げ、その手段の一つとしてYouTube活動を続け、2年間で500本近い動画を公開してきたと明かす。会社もまた、人生の目的に向かうための数ある手段の一つに過ぎないと位置づける。
大学生は人生の目的を「仮決め」しておく
人生の目的も、社会に出て新しい常識に触れれば変わりうるものだとUtsuさんは認める。それでも大学生の段階で仮決めしておく必要があるのは、一度向いた方向はなかなか変えられないためだと説明する。Utsuさん自身、IT業界に進んだことで、後にIT以外の文脈でキャリアを描きにくくなった経験を例に挙げ、自分の過去やこだわり、ターニングポイントを振り返って方向性の概念を掴んでおくことの重要性を強調する。
答え方は「10年後から逆算した一本の線」
実際の回答作りでは、現在・5年後・10年後という軸で一本のストーリーラインを描くことをUtsuさんは勧める。起点にすべきは10年後の「結論」、つまりその立場で何をもたらしたいかであり、そこから現在まで遡って過程を組み立てる方が描きやすいと語る。10年後の姿と現在が一本の線で結ばれていれば、志望動機も含めて説明に一貫性が生まれ、相手にも理解されやすくなるという。あくまでこれは仮のストーリーであり、人生の目的により近づける手段が見つかれば、途中で乗り換えて構わないとも付け加えている。
要点
- 5年後・10年後のキャリアプランは本来存在しないが、面接では価値観に合わせた回答を用意する必要がある
- 会社は「人生の目的」という到達点のない概念に向かうための手段の一つであり、そこがモチベーションの源泉になる
- 回答作りは10年後にもたらしたい結論から逆算し、現在までを一本の線でつなぐストーリーとして描くとうまくいく
キャリアプランに縛られすぎず、自分なりの「向かう方向」を仮決めしたうえで一本の線を描くことが、面接突破にも人生の羅針盤にもつながるとUtsuさんは締めくくっている。