Video Article
【就活】新卒でこの職種は選ぶな!
「大企業だから安心」と思って職種を選んだら、実はコスト削減要員だった——そんな事態を避けたい就活生に向けた内容。総合職採用が主流の大企業では内定前に職種のすり合わせが行われることが増えているが、名前だけでは中身がわからない職種も多い。Utsuさんは、新卒が避けるべき6つの職種と、その理由を具体的に語る。
間接部門・コスト部門は要注意
Utsuさんはまず、人事・総務、管理会計、社内SE・情報システムを避けるべき職種として挙げる。人事は採用担当としてタスクを押し付けられがちだが、人事決定権自体はビジネスライン側の部門長が持つため、作業的な役割にとどまりやすく、転職も難しいと指摘する。総務も特定スキルが身につきにくい雑務中心の仕事だと語る。管理会計は「部門ごとの損益分析」と聞こえはいいが、実態は工場データをExcelにまとめる作業であることが多く、AIやシステム刷新で不要になりやすいと述べる。社内SE・情報システムも、実質はパソコンサポートやベンダー資料のとりまとめが中心で、意思決定権を持たない「コスト部門」であるため、役員になった例もほとんどなく、転職時に書類選考すら通らないケースが多いと語る。ただし、その会社に定年まで勤め続けるつもりなら、これらはプレッシャーの少ない選択肢にもなり得るとも付け加えている。
AIに代替されやすい仕事にも注意
続けて挙げるのが、カスタマーサポートとインサイドセールス・内勤営業である。カスタマーサポートは生成AIの進化により顧客自身で問題解決できる範囲が広がり、人手が不要になっていく領域だとUtsuさんは指摘する。最終的に価値を持つのは製品を売る側・解決する側の人間であり、問題の特定までしか担わないカスタマーサポートでは対人スキルも育ちにくいと語る。インサイドセールスについても、ロジックに基づくパターン化された仕事はAIが得意とする領域であり、相手の意思決定を動かすような人間ならではの営業力は外に出て泥臭く経験しないと身につかないと述べる。ある大手通信会社の「新設デジタル営業」という募集名で、実態はコールセンター業務だった例も紹介し、名称に惑わされない重要性を強調している。
名前は良くても中身がExcel仕事のケース
海外営業・海外マーケティングについては、Utsuさん自身は良い仕事だと考えているとしながらも、実態が現地データをメールで受け取りExcelで集計するだけの仕事になっているケースがあると注意を促す。本当に評価しているのは、実際に海外に出向いて現地企業に営業する形の仕事であり、選ぶ際には「実際に海外に行って仕事ができるのか」を必ず確認すべきだと語る。これら6つの職種に共通するのは、名称が魅力的に見えても実態は作業的な仕事に留まり、成果が個人の力量に紐づきにくく、キャリアとして積み上がりにくい点だとまとめている。
選ぶべき基準はシンプル
では何を選べばよいか。Utsuさんは、営業やコンサル、迷うならSIer(システムインテグレーター)を勧める。企業が本質的に必要としているのは「物を売る人」か「物を作る人」であり、それ以外は基本的にコストとして扱われると語る。新卒は間接部門を避け、自分が働くことで売上や製品に直接貢献できる仕事を選ぶべきだと述べる。さらに、成果が属人的であること、つまり自分がやることで結果が変わり、その成果が評価やボーナスにしっかり反映される仕事であれば、クソ仕事にはならないはずだと締めくくっている。
要点
- 人事・総務・管理会計・社内SEは間接部門・コスト部門であり、意思決定権を持ちにくく転職にも不利になりやすい
- カスタマーサポートやインサイドセールスなどパターン化された業務はAIに代替されやすく、対人スキルも育ちにくい
- 職種名の印象だけで判断せず、実際の業務内容(海外に行けるか、コールセンター業務ではないか等)を必ず確認すべき
名称の響きの良さに惑わされず、「自分がやれば成果が変わる仕事かどうか」を基準に職種を見極めることが、30年・40年先のキャリアを左右するとUtsuさんは訴えている。