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【就活】新卒で避けるべき3つの業態【会社説明会】
「とりあえず内定が出たから」で会社選びをしていないだろうか。Utsuさんは、社会人1〜3年目に受けてきた多数の仕事相談の経験から、新卒就活で避けるべき3つの業態があると指摘する。企業選びに迷っている就活生、内定先の業態に不安を感じている学生に向けた内容である。
なぜ「業態」で判断すべきなのか
Utsuさんは、どの会社に入るかそのものよりも「自分がやりたいことを仕事にできたか」というスタート地点に立てているかどうかに関心があると語る。社会人1〜3年目は人間のスケールがある程度決まってくる時期であり、そこでスケールを大きくしたりシャープにしたりする余地がない環境には反対だと述べる。これはUtsuさん自身の価値観であり最終判断は本人がするものとした上で、多くの仕事相談から得た統計的な実感と、これまで避けるよう伝えてきた内容が一致していると指摘し、3つの業態にまとめて説明している。
避けるべき業態①:大手の子会社
ホールディングス制で数千億規模の事業を担う会社や、独立した事業展開をしている子会社は対象外とした上で、電力系のプラントメンテナンス専業子会社やIT保守専業子会社など、外販比率が7割に満たないような会社はやめた方がよいとUtsuさんは語る。理由は昇進しづらく、ポストは上から降ってくる構造にあること、そもそも親会社の給与水準で雇える仕事ではなかったために別会社・別労働組合として設立された、いわば「二軍」的な組織である点にあると指摘する。どんなに小さくても親会社に入ることを勧めている。
避けるべき業態②:SES・アウトソーシング・テレアポ
新卒エージェントがしばしば誘導してくる業態として、SES・アウトソーシング・テレアポを挙げる。「スキルがつく」という主張もあるが、新卒エージェントの多くは学生を送り込むことでフィーが発生する仕組みで動いており、悪い会社を良く見せて誘い込んでいる現実があるとUtsuさんは断じる。給料がやや良く見えても、それは天井が低く月給40万円以上には届かない構造であることの裏返しだと説明する。
避けるべき業態③:アルバイトを多く雇う業態
ニトリやファーストリテイリングのような一流企業もアルバイトを多く雇っており、この論点は誤解されやすいとUtsuさんは断る。問題は、レジ打ちや品出しで終わらない保証があるかどうかだと語る。大卒はプライドを持って真面目に出勤し辞めにくいため、月給20〜30万円で活用しやすく、企業は採用ブランドに投資し大量採用の中から本部スタッフを引き上げる戦略を取ると分析する。しかし本部スタッフになれなかった場合、レジ打ちや発注だけをこなしたキャリアが2〜3年後の転職でどう評価されるかは疑問であり、トップ10%に入れるかは実力だけでなく運や上司の目線にも左右されると指摘する。
要点
- 大手の子会社は昇進しづらく、親会社の給与水準で雇えない仕事のために別組織として設立された「二軍」的構造であるため避けるべき
- 新卒エージェントが勧めるSES・アウトソーシング・テレアポは、送り込みフィー目的の誘導であり、給料の高さは天井の低さの裏返しである
- アルバイトを多く雇う業態は大量採用からのふるい落としが前提で、本部スタッフになれなければ将来につながるキャリアが築きにくい
Utsuさんは全てを否定したいのではなく、将来に向かって自分の携わる仕事がスケールしていく環境を新卒就活で選んでほしいという思いから、この3つの業態を避けるべきだと語っている。