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大手病を解消して就活を楽しもうよ!
就活が「大変」「辛い」と感じている人、なんとなく大手企業を目指してしまっている人に向けた内容。Utsuさんは、その辛さの正体は「大手病」にあるのではないかと指摘し、就活を楽しむための考え方を語る。
就活が「大変」なのは目的がないから
Utsuさんは、就活生の多くが「大変、大変」と口にしていることについて、それは就活の対象が自分のやりたいことではないからではないか、と指摘する。自分が将来向かうべき方向、いわば「人生の目的」が定まっていれば、企業研究やエントリーシート作成は自分の思いを乗せる作業に過ぎず、未知の質問や鋭いツッコミに慌てる受験のような苦しさにはならないはずだと語る。人生の目的の延長線上にある企業かどうかをGoogle検索で調べるだけでも、本来は楽しい作業のはずだとUtsuさんは述べる。
「大手病」という落とし穴
Utsuさんが就職活動に携わる中で気づいたのが「大手病」だという。業界の上位企業を目指したい気持ちが、自分の人生の目的とは無関係なところで生まれてしまい、それが就活を苦しくしている原因だとUtsuさんは分析する。他者との比較や社会的な立ち位置の中で幸せを感じようとする人は、たとえ大手企業に入れたとしても幸福を得られないはずだとUtsuさんは断言する。同期400人のうち、50歳を過ぎて運転手付きの車を与えられるのはわずか3人という例を挙げ、比較の中で生きる人はその狭き枠を狙い続け、40歳を過ぎた頃に「あそこまでは行けない」と気づいて残りの人生の目的を見失いかねない、とUtsuさんは警鐘を鳴らす。
大手志向そのものが悪いわけではない
一方でUtsuさんは、大手企業を選ぶこと自体を否定しているわけではないと語る。大きな会社の仕組みや影響力を手段として使い、人生の目的を成し遂げたいという理由であれば、それは幸せなことだと述べる。問題なのは「大手に行けば一発逆転」といった、現時点でのプライドを拠り所にした選び方であり、そうした動機は20年も経てば間違いだったと気づくことになるとUtsuさんは指摘する。加えて、話題の企業や憧れの対象は世の中の状況によって短期間で大きく変わりうるものであり、社会や大衆の評価は自分でコントロールできないからこそ移ろいやすい、とUtsuさんは述べる。
変わらない軸を持つこと
Utsuさんは、社会の評価が変わり続ける一方で、自分の思いや憧れ、人生の目的という核の部分は一度仮決めすれば簡単には変わらないと語る。その方向性の延長線上にある企業を選べば、就活を通じたさまざまな発見が、さらに新しい人生の目的を見出すことにもつながるという。人生の目的があれば、企業研究もエントリーシートも面接も辛いものではなくなり、むしろ自分自身への理解を深める機会になるとUtsuさんは述べる。
要点
- 就活の辛さの根底には、自分の目的と関係のない「大手病」=比較志向があるとUtsuさんは指摘する
- 大手企業に入ること自体は否定されないが、動機がプライドや一発逆転狙いだと後に後悔しかねないとUtsuさんは語る
- 社会の評価や人気企業は短期間で変わりうるが、自分の人生の目的という軸は一度定めれば揺らぎにくいとUtsuさんは述べる
大手だからという理由だけで進路を決める前に、自分自身の人生の目的に立ち返ってみることが、就活を楽しむための第一歩になりそうだ。