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オワハラ・後付け推薦

選考が進むにつれて、就活生の心をざわつかせるのが「オワハラ」や本命でない企業への対応、面接の形式・時間といった不安の種である。今回集めたのは、内定後に第一志望を貫いた誠実さと現実の板挟みに悩む相談から、面接時間の長さの意味、役員面接や志望企業の選考開始への不安まで、選考終盤にありがちな戸惑いの声である。Utsuさんはこうした一つひとつに対し、就活を「内定ゴール」にしてしまう発想への警鐘を軸に、率直に答えている。

Q. 第二志望群の企業の面接で「第一志望です」と伝えて内定を頂いた。内定連絡の際に嬉しそうに歓迎の言葉をかけられ、「嘘偽りなく誠実に生きたい」という自分の価値観と反する行為をしたことが辛い。この気持ちを乗り越える方法はあるか。

A. Utsuさんは、こうした状況を乗り越える方法は「次に受かること」だと語る。誠実に生きたいという価値観を大事にしたいのであれば、内定を辞退する際は会社に赴いて誠実に謝りに行けばよいと指摘する。その上で、そこは心を鬼にしてやり切るべきだと答える。

Q. 数日後にメーカー技術職の一次面接があります。面接時間が1時間あると聞き驚いたのですが、この長さにはどんな意図があるのでしょうか?

A. Utsuさんは、1次面接で1時間という長さであれば、集団面接なのではないかと指摘する。個人での1次面接が1時間というのは長いと語る。

Q. 人生が2度あったらどちらにも入社したいと思える2社から内々定をもらった。1社は対面で1時間×3回、もう1社はWebで30分×2回の面接だった。面接時間が長いほど正しく評価されていると考えてよいか?

A. Utsuさんは、面接のやり方や時間の長さは評価の正確さとは関係ないと指摘する。評価が心配なのであれば、内定が出ているのだから社員と話す機会を作ってもらえばいいだけだと語る。その上で、大切なのは行動することであり、質問者自身が何をしたいのかを問い返している。

Q. 初めての対面での役員面接を控えており不安です

A. 対面面接が初めてで不安だというコメントに対し、Utsuさんは、不安であろうがなかろうが入りたいのであれば楽しみにすればいいと指摘する。不安が先に立つのは内定をゴールにしてしまっているダメなパターンのど真ん中だと語る。就職活動はいろんな企業にフラットに会える初めての最後の機会であり、社会人になったら一流企業の人に何件も会える機会など一般人にはほとんどないのだから、楽しみに思うべきだとUtsuさんは答える。会いたい相手のはずなのだから、不安などないはずだと結論づけている。

Q. 志望企業がついに採用活動を開始し、ワクワクしています。

A. Utsuさんは、二次面接や最終面接を担当する知人からの話も踏まえつつ、志望企業の採用活動が始まってワクワクするのは自然なことだと語る。むしろ不安になってしまうのは「内定ゴール」になっている就活生だと指摘する。本当にその企業を志望しているのであれば、選考を通じてその企業の人たちと話ができること自体にワクワクするはずだとUtsuさんは答える。

Q. 面接で「営業に向いている」とよく言われるのですが、これは適性があるということでしょうか?

A. Utsuさんは、受けている職種が営業ではないにもかかわらず「営業向いてるよ」と言われる場合、それは「営業だったら採用したい」という意味合いであり、注意して受け止めたほうがよいと指摘する。また、質問に前提となる情報が不足しているため、その一言だけでは何とも言えないとも述べる。将来性については、質問者自身がやりたいことを大事にすべきだと語る。なお、企業ごとの将来性の判断については有料コンテンツにまとめており、公開の場では個別企業について言及しないとしている。

Q. 上場企業の二次面接で、営業部長から「入社数年は下っ端として社長の外出時に運転をしてもらうかも」と言われた。今どきそのような企業があることに不安を感じたが、Utsuさんの印象は?

A. Utsuさんは、社長の運転手を任されるのはむしろラッキーなことだと語る。社長と直接接点を持ち、仲良くなれるチャンスであり、優遇ルートに乗れる可能性があるという。企業の規模にもよるが、そうした発言には二つの意図があると指摘する。一つは営業所への送迎など通常業務としての側面、もう一つはそうした質問をした際に応募者がどのような反応を示すかを見極める意図だとする。実際、営業で車を使うような会社ではよくあることだとUtsuさんは述べる。社長の1分は平社員の1時間以上の価値があるのだから当然のことだとし、自身も実績を武器に、社長に自分を追いかけさせるようなポジショニングを取っていたと語る。

不安に飲まれず「行動」で乗り越える姿勢こそが、選考終盤を戦う就活生に共通して求められている。