Interview Q&A
面接でよく聞かれる質問と考え方
面接でよく聞かれる質問を、カテゴリ別に整理しました。答えを丸暗記するためではなく、何を見られているかを理解し、自分の言葉で準備するためのページです。
自分に関する質問
Q. 自己PRをしてください
A. Utsuさんは、個性を無理に演出せず、等身大で正直ベースの自己PRが最も適切だと語る。例として、宮崎国際大学3年生として名乗ったうえで、やり切るタイプで仕事に対して情熱がある、という趣旨の自己PRを紹介し、就活前に扁桃腺を手術で切ったエピソードを添えたという。今の時代は突拍子もないことを言う必要はなく、「見たまんまだな」と思われるような等身大の自己PRが最も適切だと指摘する。
Q. 学生時代に打ち込んだことは何ですか?
A. Utsuさんは、テンプレ化したエピソードは避けるべきだと語る。「学園祭で売上を何パーセント上げました」といった定番の話は企業側もうんざりしているという。自身は「勉強です。今まで800〜900冊の本を読んでいます」という話を展開したと明かす。就活生の強みは「集団の中でやっていける」ことにあり、周りに人が集まる社交性や自立的に動ける雰囲気が伝わるエピソードが良いと答える。
Q. あなたの長所はどんなところですか?
A. Utsuさんは、正直ベースで、立ち居振る舞いからにじみ出るような長所を語るのが良いと答える。自身は「一回言ったらやり遂げること、執着心・最後までやり切ることが長所だと思います」と答えたという。なお「コミュ力」は周りが評価するものであり、自分の口から言わない方が良いと指摘する。
Q. 短所・弱点は何ですか?
A. Utsuさんは、短所は正直に言った上で、克服のモデルをセットで答えることが大事だと語る。例として「細かいことが苦手で、反復作業が嫌いです」と答えた上で、「日報も書けないのでは」と突っ込まれた際には「嫌いだが、嫌なことを先に、やりたいことを後にという習慣で乗り越える」と返したという。克服のモデルさえあれば何でも良いと答える。
Q. あなたの趣味は何ですか?
A. Utsuさんは、趣味らしい趣味がなければ「趣味はありません」と正直に言えば良いと語る。趣味がある場合は、カヤックやラクロスのように具体的な活動を挙げ、そこから話を広げると良いと答える。
Q. 特技は何ですか?
A. Utsuさんは、特技は謙遜気味に出すことが大事だと語る。自身は「仮説思考で動けることです」と答えたという。人と比較して特技でなくても構わず、複数得意なことがあるなら「でもこっちも得意なんですよ」と可愛らしく出すのが良いと指摘する。コミュニケーションは下手に出た方が勝つため、自信を持ちつつも謙遜すること、また「ドローンを最近習得しました」のように人が見てわかりやすい特技があると人間力をつかんでもらいやすいと答える。
Q. どんなアルバイトをしていましたか?
A. Utsuさんは、「コンビニのアルバイト、ファミレスのウェイターをしていました」と正直に答えれば良いと語る。
Q. アルバイトでの失敗談を教えてください
A. Utsuさんは、失敗談は「変化とチャレンジ」の学びにつなげることが大事だと語る。コンビニでジュースの発注を3個のところ12個してしまい、2日後に届いて店長に笑いながら怒られたが、一番上の棚に並べたところ当日に売り切れたというエピソードを紹介する。そこから「今まで通りのことをするだけでは何も生まれない。新しいことを試してみる必要がある」という学びに変えたと語り、会社が求めているのは変化とチャレンジであり、こうした学びにつなげれば面接官の反応も良くなると答える。
Q. グループ・集団の中でのあなたの役割を教えてください
A. Utsuさんは、キャプテン経験よりも自立的に動いた事実の方が評価されると語る。自身は「友達が多い方ではないが、テニス部を自分で作って2年間キャプテンを務め、150人規模まで運営した」と謙遜気味に語ったという。会社は管理職が1割もいないため、「キャプテンをやっていた」より「自分で部を作った」という自立的な行動の方がインパクトが大きいと指摘する。
Q. 卒業論文のテーマを教えてください
A. Utsuさんは、卒論は深掘りされることを前提に準備しておくべきだと語る。自身は「ミャンマーにおける日本米の栽培について」というテーマを挙げ、生産効率向上による外貨獲得や民主化運動への寄与に触れる内容だったと説明する。卒論のテーマと志望企業の業務がつながっているとプラスになると答える。
Q. これまで一番つらかった体験は何ですか?またそれをどのように乗り越えましたか?
A. Utsuさんは、つらかった体験は今の自分へのプラスのつながりとセットで話すべきだと語る。小学3年生の頃、祖母が亡くなった際に最初に発見しながら助けを呼べなかった経験を紹介し、今では変な道に進みそうになると「おばあちゃんだったら何て言うかな」と考えながら生きていると答える。どんな体験でも、それが今の自分のプラスにどうつながっているかを語ることが大事だと指摘する。
Q. これまでで一番の成功体験は何ですか?
A. Utsuさんは、成功体験はスポーツでも何でも使いやすいと語る。自身は「高校生のときにテニスで愛媛県の新人戦の県代表に選ばれたのが一番達成感を持った瞬間」と答えたという。膝の手術を2回、腰も一回で半年以上練習できなかった経験から、高校3年の夏にテニスで生きていくことは難しいと理解し大学進学を選んだと説明し、深掘りにも答えられる背景まで準備しておくことが大事だと答える。
Q. これまでで一番悔しかったことは何ですか?
A. Utsuさんは、悔しかった体験は「そこから何をしたか」という行動の着地で締めるのが良いと語る。「テニスで飯を食えない」と気づいたことが一番悔しかったと述べ、その悔しさの分、大学では同じ熱量で勉強しようと思ったと答える。
Q. 大ピンチを経験したことはありますか?
A. Utsuさんは、ピンチ体験は「慢心しない・仕事に活かす姿勢」につなげると良いと語る。徹夜後の運転中に雨上がりの水たまりでスピンし、車が大破した経験を紹介する。今では車間距離を長めに取り、車のキャパを超える速度は出さないようにしていると述べ、慢心せず仕事にも同じ姿勢で臨むと答える。何を聞かれても最終的に仕事につながる姿勢で終わると良いと指摘する。
Q. 今までで一番感謝したことは何ですか?
A. Utsuさんは、感謝の話は最終的に今の自分や御社への志望につなげると良いと語る。「父親が大学に行けと言ってくれたことです。あの一言がなければここにもいられなかった」と答えた例を紹介する。なお「親父」ではなく「父親」と表現すること、面接冒頭の5分は「お会いできて光栄です」というテンションで入り、核心に近づくにつれて謙遜しながら自分を表現していくと良いと答える。
Q. 何かに没頭した経験はありますか?
A. Utsuさんは、没頭体験は執着心や仕事への応用という形で締めると良いと語る。「本を読んでいると気づいたら朝を迎えていることが何度もある。知識を吸収して仮説を立てようとしているときは何冊でも読んでつなげようとしてしまう。その執着心は仕事の場面でも役立つと考えている」と答える。
Q. ターニングポイントはいつですか?
A. Utsuさんは、ターニングポイントは今の志望につながるストーリーで締め、最後は感謝で終わると良いと語る。「スポーツでは生きていけないと感じた瞬間が一番大きなターニングポイントで、その結果として今この場で御社と話させていただいています」と答えた例を挙げ、最後は「ありがとうございます」と仕事につながる形で締めると答える。
Q. 学生時代に二番目に頑張ったことは何ですか?
A. Utsuさんは、一番目の話はESに書いているはずなので、二番目の話が聞かれていると語る。2人から始めたテニスサークルを最終的に41人に増やし、ゲーム形式を多く取り入れて初心者も経験者も楽しめる運営にしたエピソードを紹介する。自慢しないこと、思ったことを思ったように言えることが大事だと答える。
Q. 最近うれしかったことは何ですか?
A. Utsuさんは、うれしかった話も仕事に使えるエピソードであればなお良いと語る。購入した土地に桜を20本植え、余った3本を隣地の地権者に「植えさせていただけませんか」とお願いしたところ快諾されたエピソードを紹介する。「持っている」より「お願いする」姿勢が人の心を動かしたとし、何事も自分を低く出す姿勢が大事だと答える。最終的に「企業が求めているのはこういう人」という形に落とせれば良いと指摘する。
Q. 興味のある人物は誰ですか?
A. Utsuさんは、興味のある人物の話は「実際に行動した経験」で締めると価値観が伝わると語る。TBSのニュースキャスターだった筑紫哲也氏を挙げ、宮崎での講演に葉書で申し込み実際に聴きに行ったエピソードを紹介する。人物を挙げるだけでなく、実際の行動で締めることが自分の価値観を伝える上で大事だと答える。
Q. 今までで影響を受けた人は誰ですか?
A. Utsuさんは、影響を受けた人の話は御社への志望という着地で締めると良いと語る。「父親が一番大きい」という文脈で話し、最終的に「その結果として御社でお話しさせていただいています」という謙遜の着地で締めるのがミスなくできる方法だと答える。
Q. あなたの夢は何ですか?
A. Utsuさんは、夢は志望企業での仕事とつながる形で語ると良いと答える。志望企業で30年後に見える世界を語る形として「今のサポート活動を通じて、やる気のある人で溢れた日本にしたい」という例を挙げ、自分の夢と仕事がつながっている形で話すことが大事だと指摘する。
Q. 10年後のビジョンを教えてください
A. Utsuさんは、10年後は会社の中での具体的なビジョンを語ることが良いと答える。「10年後どこまでいっているかはわからないが、社会の中でできるだけ高い位置に行くこと」と答えた例を挙げつつ、今は「海外で仕事できるようになりたい」「関わった事業で日本トップシェアになっていたい」といった、会社の中での具体性を持ったビジョンの方が良いと語る。
Q. あなたはどんな人間ですか?
A. Utsuさんは、「情熱で動く人間です」という答え方を挙げ、会社にとってポジティブに映るかどうかを大事にすると語る。短所も言い換えることができ、例えば偏屈は情熱的でこだわりがあるとも表現できると指摘する。嘘をつく必要はなく、自分が言ったことに合った答えをすれば、何を聞かれても怖がる必要はないと答える。
変化球
Q. 今日はどうやってここまで来ましたか?
A. 移動手段の話に見えて、面接への真剣さや準備の徹底さが問われていると指摘する。「この貴重な面接の機会を逃してはいけないと思い、前泊させていただきました」というように、面接への真剣さと準備の徹底さを伝える答え方が良いと語る。
Q. 1日24時間の使い道を教えてください
A. 時間の使い方には価値観が表れるため、自分のコアとなる活動を中心に話すべきだと語る。「大学の授業以外の時間は勉強と読書に費やしています。卒論のための仮説を立てるという作業が今の中心です」というように、アルバイト以外に自分のコアとなる時間がどこかを説明できると良いと答える。
Q. あなたには芯がありますか?
A. 芯があることを正直に示すべきだと語る。「芯がある人」は魅力的であり、就活の軸も「これだ」と思えるものがある人だと指摘する。自分の芯となる価値観や目的を持っていることを正直に話すことが大切だと答える。
Q. 年上の人と付き合ったことはありますか?
A. 年上や社会人との接点経験を具体的に話すことが重要だと語る。実家がレストランで大人とずっと接してきた経験のように、自分の中での年上との接点エピソードを出すべきだと指摘する。面接官が見ているのは「社会人との関わり経験があるか」という点だと答える。
Q. リラックスする方法は何ですか?
A. 自分が答えられる内容を正直に答えれば良いと語る。気が利く人なら「そういえば御社のこの製品を最近見つけまして…」といった一言を加えると、さらに印象が上がると指摘する。
Q. 学生にお薦めの本は何ですか?
A. 本当に読んだ本の中から感銘を受けたものを正直に答えるべきだと語る。NHKスペシャル「2030年」の内容も答えられると、SDGsの文脈でアピールになると指摘する。
Q. 今まで行った場所で一番良かったところはどこですか?
A. 人間として立体感のある話ができるかどうかを見ていると指摘する。楽しそうに話すだけで十分だと語る。
Q. 自分を表す言葉を10個挙げてください
A. 素早くパパパッと言えるかどうかが大事だと語る。「執着心がある、情熱的、真剣、不器用、猪突猛進…」というように思いついたものを挙げられるかがポイントであり、執着心と情熱的のように重複しないよう注意し、論理的にMECEになっているか確認すべきだと答える。
Q. 今まで受けたサービスで一番良かったものは?
A. サービス体験は志望企業のビジネス視点とつなげて話すべきだと語る。「大韓航空でアメリカに行ったとき機内食がおいしかった。御社のビジネスでもこういうサービスがあったら面白いかもしれませんね」くらいのところで止めるのが良いと指摘する。常に御社の目線で世の中を見ていればこういう話は自然と出てくると答える。
Q. どうして今日その格好を選んだんですか?
A. 服装選択にも誠実さや真剣さが表れると語る。基本はリクルートスーツで「御社にご評価いただくための場としてこの面接に来ています。その意識を保つためにもスーツで来ました」という言い方が良いと指摘する。いい加減に見られないよう注意し、ソーシャルスキルのある人が面白い演出をする場合も誠実さが伝わる形にすべきだと答える。
Q. あなたを動物に例えると何ですか?
A. 一つ考えておけば十分だと語る。犬など、自分の性格に合った動物を選び、なぜその動物なのかを自分の性格と結びつけて説明できれば良いと答える。
Q. 当社を色に例えると何色ですか?
A. 赤・青・緑の意味を覚えておくと良いと語る。赤は情熱・成長・前進、青は落ち着き・安定・信頼、緑は環境・調和・バランスを表すとし、「成長を表現したいので赤」「安定を表現したいので青」というように、選んだ色の理由を会社のイメージと結びつけて答えると、頭が真っ白になったときにも役立つと指摘する。
Q. あなたをスポーツ選手に例えると誰ですか?
A. 自分が本当に憧れる選手を答えるべきだと語る。イチローについて「並外れた努力をしながら常に謙虚に取り組む人として憧れがある」という例を挙げ、自分の得意な領域のスポーツ選手を答え、その理由が自分の価値観につながると良いと答える。
Q. 外国人を招待するならどこに連れて行きたいですか?
A. 日本文化の体験を通じた国際貢献の視点で話すと良いと語る。「温泉に連れて行きたいです。裸の付き合いで日本を感じてもらい、日本のファンになってもらいたいと思います」という例を挙げ、外国人に関連した事業を扱う会社であれば「そういった経験が御社の海外展開にも活かせると考えています」とつなげられると答える。
Q. 何をされたら怒りますか?
A. 怒りの根拠が自分の価値観と一致していると強いと語る。「信頼が損なわれるような行為、たとえば嘘はよくないと思います。人と人は信頼でつながっていて、信頼がすべて。自分もそれは絶対にやらないという姿勢で仕事に臨みたいと思います」というように、自分のアピールにもなる答え方が良いと指摘する。
Q. もし1日タレントになれるとしたら誰になりたいですか?
A. ユーモアと個性を見せる機会だと語る。長嶋一茂を例に「何を言っても許されるキャラクターが羨ましい」と挙げ、自分らしい答えを一つ考えておき、笑いを取れるくらいのユーモアがあると印象に残ると答える。
Q. ハワイに行ったら何がしたいですか?
A. プライベートな話に見えて、仕事やビジネスへの関心の高さを見られていると指摘する。「海で泳ぐことは当然したいですが、島国での医療体制や、ハワイで消費されるものがどこからどうやって届いているのかも気になります」というように、会社の視点と絡めて答えるとベターだと語る。
Q. 10万円が手に入ったらどうしますか?
A. お金の使い道には価値観が表れると語る。「スマートフォンやデバイスを買います。それによって広がる世界があるので投資だと思っています」という例や「御社の株を買います」も悪くないとし、「今の時点では買えるほどじゃないですが、入社したら上がりますので将来買いたいです」くらいのことを言えると面白いと答える。
志望動機・企業
Q. 志望動機を教えてください
A. Utsuさんは、大事なのは「入りたい理由」ではなく「何をやりたいか(DO)」だと語る。求められているのはやりたいことであり、「外資系企業の市場開拓をしたい、プロダクトマーケティングをやりたい、今は市場の拡大期だからその市場を自分が取りたい」というストーリーで話すべきだと指摘する。
Q. 当社の課題は何だと思いますか?
A. Utsuさんは、会社や業界の弱点を指摘してはいけないと語る。常にホワイトスペース(未知の可能性・成長余地)で語るべきで、「海外展開がもっとできる」「新しい商品が作れる」「精度の高い技術が実現できる」といった成長の文脈で答えることを勧める。
Q. ホームページで印象に残っていることを教えてください
A. Utsuさんは、聞かれたら必ず自分の志望動機につなげるべきだと語る。「御社の○○というページを見て、自分の思っていることと近いと感じてますます意欲的に調べるようになり、志望度が高まりました」という着地が最高の終わり方だと答える。
Q. 説明会での印象を教えてください
A. Utsuさんは、「説明会に行く前から御社への志望度は決まっていました。説明会で質問させていただくことで、御社で具体的にどんな仕事をやりたいかがイメージできるようになりました」という流れを勧める。また、企業理念に対して一言持っておくことを忘れないよう指摘する。
Q. 他に受けている会社はありますか?
A. Utsuさんは、他社を隠す必要はなく、どんどん名前を挙げていいと語る。その上で「キリンビールさんも見させていただいたんですけれども、こういう観点で御社の方が志望度が圧倒的に高いです」という終わり方を勧める。
Q. 第一志望ですか?
A. Utsuさんは、「はい、第一志望です」と答えた上で、何をしたいかのDOを裏付けとして語ることが大事だと指摘する。「10年後に海外でナンバーワンシェアになっていたい」という自分のやりたいことが言える人が評価されると答える。
Q. 将来はどうなっていたいですか?
A. Utsuさんは、早めに引退したいというような自己都合の言い方は避けるべきだと語る。「辞めるつもりはない」という姿勢で、正解のない中で自分を上手く表現することが大事だと答える。
Q. 転勤は大丈夫ですか?
A. Utsuさんは、「もちろん大丈夫です」とポジティブに答えるべきだと語る。地方や海外に行ったら絶対新しい発見があると考え、前向きに答えることを勧める。
Q. 就職活動はいつまで続けますか?
A. Utsuさんは、「御社に内定をいただいたら就活をやめます。それまでの間、もし何か取り組むことがあればインターンシップでも何でもさせていただきます」くらいのことが言えると良いと答える。
Q. どんな職種を希望しますか?
A. Utsuさんは、文系職種志望なら営業も見えているはずであり、営業はフロントに立てる最初のチャレンジとして「ぜひやらせていただきたい」と答えた方が良いと語る。キャパの7〜8割が営業職なのだから営業にポジティブに答え、その上で「希望は企画です」と後につけるくらいが良いと指摘する。
Q. 会社を選ぶ基準(就職軸)は何ですか?
A. Utsuさんは、「大きなエンジンとしての会社を場として活用させていただきながら、自分の作りたい世界に近づいていきたい。それが自分の就職に対する考え方です」という形で話すことを勧める。SDGsや社会課題の文脈で就活の軸を固めているなら、それを志望企業での仕事につなげるべきだと答える。
Q. 無理な要求をされたらどうしますか?
A. Utsuさんは、自身のロイヤルホストでのウェイター時代の経験を語る。調理場の料理にゴキブリが入っていて怒られた際、運んだだけだったがロイヤルホストの店員として自分が怒られるべき存在だと気づいたという。「すべての人が会社の看板です。無理な要求も何らかの経緯や理由があってのこと」という考え方で臨むべきだと指摘する。
Q. 理系なのに文系職種を希望する理由は?
A. Utsuさんは、「会社の中でやるべきアウトプットは理系・文系の学問にかかわらず構造はあまり変わらないと思っています。この分野で培ったプロセスや結果を出す力は、営業の現場でも生きると思います」という文体で答えることを勧める。
時事
Q. 最近気になったニュースは?
A. 身の回りのニュースでも良いが、志望企業に関わるニュースを答えるのが望ましいとUtsuさんは語る。Googleアラートで企業情報を常にウォッチしておき、常に志望先の目線で世の中を見ていれば自然と答えは出てくると指摘する。
Q. 少子化問題についてどう思うか?
A. 社会問題は志望動機やDOにつなげるべきだとUtsuさんは語る。「人口が増えた方がいいのは間違いない。その少子高齢化の課題に自分がこういうことを通じて挑めるから志望している」という文脈につなげられれば十分だと答える。
Q. 日本の景気についてどう思うか?
A. 景気の話も、志望企業での仕事を通じた貢献の文脈で締めるべきだとUtsuさんは指摘する。見かけ上の景気は良くなってきている一方で落ち込んだ産業もあると触れたうえで、志望企業に入ることで間接的にでもそうした産業に貢献したいという終わり方が良いと語る。
Q. 日本の教育問題についてどう思うか?
A. 教育問題は批判より感謝に転換した方が良いとUtsuさんは語る。偉そうなことを言わず、「この大学に入れてもらえて、今まで受けてきた教育に感謝している」という言い方の方が大人らしく謙虚さが伝わると答える。
Q. 環境問題についてどう思うか?
A. 環境問題はSDGsの文脈で叩き込まれているはずだとUtsuさんは語る。「この環境問題を解決するために、まさに志望企業でこういう仕事がしたい」という形で、環境問題と志望企業での仕事をつなげて語れるよう準備しておくべきだと指摘する。
Q. 業界の課題や将来性をどう見ているか?
A. 業界や会社の課題を語るときは、常にホワイトスペース(未知の可能性・成長余地)で語るべきだとUtsuさんは語る。「海外展開がもっとできる」「新しい商品が作れる」「精度の高い技術が実現できる」といった方向で話し、会社や業界の責任を問う言い方はしてはいけないと指摘する。
Q. リコール問題についてどう思うか?
A. タカタのエアバッグリコール問題を踏まえ、「安全に関わることは妥協してはいけない」と答えるべきだとUtsuさんは語る。この質問では「リコールが何故起きるか」ではなく、「安全に最大限の注意を払う姿勢」が見られていると指摘し、特にメーカー志望者は肝に銘じておくべきだと答える。
逆質問
Q. 逆質問(面接官への質問)ではどんな質問をすればよいか
A. Utsuさんは、逆質問はもっとパーソナルに踏み込んでよいものだと語る。コミュ力に自信がない人が用意しがちな「かしこまった逆質問」ではなく、「課長になって初めて部下を持ったとき、どう接しましたか?」といったように、面接官個人に踏み込む質問をしてみることを勧めている。人は好かれたら好きになるものであり、面接官のことを好きになれば、その人に聞いてみたいことが自然に出てくるとUtsuさんは指摘する。そうしたパーソナルな逆質問こそが最も印象に残ると答える。
大事なのは、正解を探すことではなく、自分の経験と言葉で答えられる状態にしておくことです。